中古住宅を購入した場合、外壁が気になるのではないでしょうか。
住宅を目にするとまず視界に入るのは外壁です。

中古物件は現状有姿で引き渡しが基本となります。
よく目を凝らすと外壁にひびがが入っていたり、手で触るとチョーク現象（壁に触ると手に白い粉が付着）が起こっていたりするものです。

塗膜は経年劣化によって剥げてくるとダイレクトに紫外線を浴びて劣化が急激に進み、ひび割れの原因になります。
しかし外壁塗装は非常に価格が高く、100万円近くもする事があります。

中古住宅を購入すると他にもリノベーションをしたいと思う箇所が多いものですよね。
外壁のリノベーションが必要な状態にあるのかを判断する材料として以下の4つの現象を挙げてみました。

塗装につやがなくなっている

塗膜がしっかりとついている場合は、全体につやがあって外壁が美しく見栄えがあります。
しかし塗膜が取れてくると全体的につやがなくなり、色がワントーン低くなったように感じてしまいます。
この状態だと塗膜が取れてきている証拠なので、できるだけ早めに外壁塗装をしたほうが良いと思います。

チョーキング

手で触ってみて、チョークの粉のような白い粉が手に付着する場合も塗膜が紫外線によって劣化し、粉状になってしまっています。
この場合も塗り直しをしたほうが良いと言えます。

ひび割れ

ひび割れが発生しているということは、塗膜の劣化がかなり進んでいることが考えられます。
早めに処置をしてこれ以上ひび割れが大きくならないようにしましょう。
ひび割れが大きくなると、雨漏りなどの原因になり、家の内部の木造や金属の付着につながってしまいます。

塗膜が剥がれてきている

塗膜が浮いていたり、剥がれている時はこれも経年劣化によって塗膜が劣化している証拠です。
この場合も塗り直しをしたほうが良いです。