平成31年度の戸建ての侵入窃盗の大きな原因は以下の二つです。
- 戸締りをしていない窓やドアからの侵入:約46%
- ガラス破り:約36%
上記のように、窓からの侵入が約82%。
したがって戸建ての防犯を考えるうえで最重要点がガラス窓の強化となります。
普通の窓だと、手慣れた空き巣は30秒程度で簡単に窓を割って侵入するそうです。
しかも窓を割る音を制御できますので、空き巣にとっては窓は最高の侵入経路です。
空き巣は時間をかける事を敬遠します。加えて警戒心の強い家だと認識するとあきらめる傾向があるそうです。
簡単に窓からの侵入をさせない事が空き巣の被害を防ぐ肝要となります。
上の画像は旭硝子のペアガラス(2重ガラス)です。
このように2枚のガラスの間にフィルムが挟まれると窓を割って侵入するのに非常に時間がかかるそうです。
また、このようなフィルムの挟まったガラスは防犯のみならず、地震の際にガラスが飛散しにくくなります。
面格子
フィルムの挟まった窓の設置が難しい箇所もあります。
そういう場合は防犯用の面格子をつけて侵入させないようにしましょう。
二階のトイレの窓から侵入したという事例もあるので、一階だけではなく二階にも面格子の対策をしましょう。
1ドア2ロック
窓のカギは1つでは心もとなく、2ロックが基本です。
古くなると1ロックだと外から揺らすだけでも開いてしまう事もあります。
2ロックだと「防犯意識の高い家」だと警戒し、諦めてくれる事もあるでしょう。
カギは10年を目安に取り換えましょう。
以上、大切なポイントを挙げてみました。
ご参考なさってリノベーションを行ってみるか、もしご不明な点やお任せにしたい場合は東京環境技術までお気軽にご相談ください。
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